復縁工作の依頼をしたいのですが…とご相談頂く事はありがたいのですが、その前にちょっと努力をしていれば別れずに済んだのではないかな?と思う事がしばしばあります。
復縁屋は別れてもらえば仕事も増えていいのでは?と思われるかもしれませんが依頼を受ける際、依頼者の悲痛な面持ちを常に見ています。
本気で復縁したいと願い、真剣な気持ちをぶつけてくれる方々がどんな想いを持っているのか?という事を理解しなければ相談にのる事も出来ませんし、助言のしようもありません。
理想を言うならば、復縁屋の理想は別れを切り出される前に相談を頂き、別れない様にする事で依頼を受けずに適切なアドバイスをする事が出来ます。アドバイスをするだけで関係を再構築出来るのであればそれが一番依頼者にとって良い事ですし、相談を受ける際に悲痛な面持ちを見なくてもすみますから、相談を受ける側としても一番すっきりとします。
しかし、大抵の方が皆、別れる前に相談をしてくるのではなく、別れた後に相談をしてきます。病気も悪化する前に治療をする事が一番なのですが、この程度ならと気を抜いているとすぐに悪化してしまい治療が困難になります。
別れを切り出された後、別れた原因は何ですか?と質問を投げかけると〇〇だったと思うなど、自分自身で答えを分かっている場合があります。それが合っているかどうかは分かりませんが、その答えを分かっていながら何故直そうとしなかったのか?失ってから初めて大切な物に気付くのです。
風邪は引き始めが肝心だと言います。引き始めの時にどれだけ体をいたわってあげられるか、自分の体をどれだけ心配する事ができるかで体がその後どうなるか?という事は皆さんご存知だと思いますが、復縁の様な心の問題に関しては自分自身で気付かない部分があるので早期の発見がしづらいという事もあります。
外傷やすぐに分かる様な心の傷であればそれに対してどうすればいいのか?と修復作業を前もって出来ます。そしてどうすれば修復できるのかどうかを自分自身で考え治す事も出来ます。
別れを経験する前であれば関係を良好にする為、もしくは別れない為にちょっとしたきっかけで関係を取り戻す事は出来るはずですが、別れてしまっては関係が拗れてしまう為に修復するのが難しくなります。別れる前に今一度パートナーとの関係に気付かなければならないというのは当然ですが、そこを気にせず終わった後に後悔する人が多くいらっしゃいます。
今一度、自分のパートナーや関係を続けたい人との関係を見つめ直すという事をして頂き、別れた後に相談ではなく、別れる前に相談をし傷が深くならない事を願います。
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