浮気と麻薬の似ている所を書きましたがこの記事ではもう少し浮気と麻薬がどれだけ似ているか?を書いてみようかと思います。
浮気と麻薬の中毒性
麻薬と言えば中毒性があげられます。一度やったらやめられない…。麻薬が切れたら早くもう一回…浮気にはそんな中毒性なんてないよ。浮気は自分がしたいと思った時にしたり相手の都合に合わせて浮気するんだからそんな自分勝手な事になんてならないよ!!という声が聞こえてきそうです。でもちょっと待って下さい。浮気は本当に中毒性がないのでしょうか?
浮気の中毒性について考える
浮気は理性を押さえてするものだから中毒性はない!!浮気している人は確実にこう思いますね。冷静に考えてみれば浮気って自分の意志でするものだしそこに中毒なんてある訳ないよ!と言われればそうだよね~と答えてしまいそうです。しかし浮気には中毒性症状と同じような事が起きる事を忘れていませんか?
冷静な判断の元に浮気をしたり不倫をする事はまだ中毒になっていない状況だからです。浮気相手と一緒になりたい…逆に浮気相手が一緒になってくれなければ…という条件を元に家庭を壊してしまうケースも少なくありません。冷静な判断ができる人が果たしてこういった一時を楽しむための浮気から全てが欲しくなると言った事はあるのでしょうか?
最初は私(俺)は所詮浮気相手だから我慢しなければならない…と思っていても浮気の関係が続けば続くほど最初に思っていた自分の考えとは違う方向に走り出します。麻薬も初めは制御できる自分の心が制御できなくなり麻薬にのめり込んでしまいますが浮気もそういった状況に似ているとは思いませんか?浮気の関係が長ければ長いほど相手に依存してしまい、別れてくれなければ死ぬだの、結婚してくれなければ死ぬだのといった言葉が出てくるようになります。
浮気している人皆がこういう言葉を出すわけではないのですが、麻薬をやっている人も全員が全員、表だって事件を起こすような人たちではありません。浮気が中毒になって相手の家庭や相手の状況を理解できなくなった時に浮気は中毒症状を起こしてしまいそこから抜けられなくなります。
浮気をした為に家庭が壊れてしまうというのは浮気という薬に頼って快楽や癒しを得る事によって狂ってしまった生活に後戻り出来なくなった時に発生する事であり、浮気には中毒性があると言わざるを得ないと思います。
浮気は体に害がないのか?
浮気は麻薬と違って体に害がない。セックスをする事は汗を流すし体を動かすから健全だ。
本当にそうでしょうか?浮気する事で直接体に影響を及ぼす事はありません。汗を流しますし普段運動不足の方には適度な汗を流す事は健康の為にも良いと言われたらそうですね。という回答をせざるを得ません。しかし、麻薬と違って直接体に害がないからと言って浮気は体に害がないと言われればそうではありません。
浮気する事によって二重生活を余儀なくされ、浮気相手と会う時間。家族でいる時間や友人といる時間のどこかを削らなければ浮気を成立する事は出来ません。(この場合一度きりの関係は浮気の定義に入れていません。不倫関係や複数回の浮気が前提の話しになっています。)人間の時間は限られているモノです24時間という時間が増えたり減ったりすると言った事はありません。
その皆同じ24時間の中から浮気する時間を作らなくてはいけないのが浮気が体に害を与えるという理由です。浮気する事によってどこかしらで体に無理が生じ、無理が生じた事によって体に少なからず負担がかかります。体に無理な負担をかければそのつけは確実に自分の体を蝕みます。浮気した事によって家族の時間を減らす事が出来ない為に睡眠時間を削ればそれだけで健康な体から離れていく可能性もあります。
麻薬が体を蝕むように浮気も体を蝕んでいくということは忘れてはいけません。
浮気中毒からの脱出
浮気を1度する人は2度浮気する。これは有名な言葉なので今更解説する必要もありませんが、浮気は中毒になります。1回浮気をやめたらもうしないでしょ?と思う人もいるかもしれませんが、1度浮気した人はまた浮気を繰り返すという統計があります。浮気した事によって浮気の喜びや浮気の楽しみを覚えてしまった人は何度も浮気を繰り返す癖があります。
1度で懲りずにまた浮気に手を出してしまうというのは理解が出来ないかもしれませんが知り合いに浮気をした人もしくは浮気している人がいればその人はたった一度だけの浮気だけで済んでいるでしょうか?大抵の方がそうではないとおっしゃると思います。浮気する事で得られるものを知っている為に浮気は何度も繰り返され麻薬中毒者の様に何度も浮気します。
麻薬は体に良くないし犯罪だからやめなよ!!という声が麻薬をやっている人に届かないのは麻薬の喜びを知らない人に言われても説得がないからであり、浮気に関しても浮気なんてしたら家庭が壊れても知らないよ。という声が届かないのは浮気による喜びや浮気による楽しさを本人以外分からない体という事が言えます。
中毒になってしまった浮気はやめづらく、浮気によって得られる快感や喜びを知ってしまったモノは脳が浮気の喜びを知っている為にまた繰り返す行動をとります。浮気に中毒性がある事は誰にも明らかなのですがあまり浮気と麻薬を関連付けて考えないのは法律に違反するかどうか?というだけの差だと思います。
浮気や麻薬をやめさせるには?
浮気も麻薬も基本的には大っぴらにやる事ではありません。浮気している事を沢山の人に話すケースはあまりありませんし、特定の友人などに浮気している事実を告げてもそれ以外のちょっと顔見知り程度の知人などに浮気している事はまず言いません。麻薬も同じ境遇の者には話しますが通常自分が麻薬をやっている事は人に話しません。
浮気をやめさせる為に痛い目にあわせる
浮気や麻薬をやめさせるにはどうすればいいのか?これにはいくつかの方法がありますが、本人に痛い目にあわせるという事や大切なものは何か?といった部分を分からせる以外に方法はありません。浮気した事が発覚し痛い目を見てもまた浮気を繰り返す人は沢山いるよ!!という声もあるかと思いますが、その際の痛い目というのは慰謝料などの請求ではないか?と思います。お金が絡めば確かに痛い目をみて浮気なんてしないように思えるかもしれませんが、その人にとって慰謝料の請求よりも浮気相手との情事の方が勝っている場合、それは痛い目にあったと言えるのでしょうか?
1000万円持っているうちの900万円を慰謝料としてとれば十分痛い目でしょう!!!という意見もありますが、1000万円の内1000万円とられても痛い目と感じない人もいます。浮気相手への想いが強ければ強いほど金銭では解決できないという事実に気付かなければなりません。しかし大抵痛い目を見るというのは浮気に限ってはお金での解決だと思われがちです。お金をとられて痛いと感じるのは通常の思考であってそれが浮気している人全てに当てはまるか?と言われればそうではないという事に気付かなければなりません。
浮気している人物にとって何が大切であり、何を失ったら一番困るのか?そういったものを失わない限り浮気に対しての痛い目を見るという事はありません。
大切なモノが何かを気付かせる
大切なものが何かを気付かせることによって理性をある程度制御でき、浮気をやめさせるきっかけになる事はあります。浮気している人にとって大切なものは何なのか?それを本人が考える事は出来ません。あくまでも周りの人間が気付き、その大切なものを失う怖さを教えてあげなければ浮気をやめる事はありません。
浮気している本人が自分の事を好きで好きで仕方がない場合、圧倒的な暴力によって浮気を制御する事はできますがどんな形であれ暴力はいけません。
しかし、こういった例のように大切なものが何か?そしてそれを壊してしまうと気づいた時に浮気も麻薬もやめる方向に持っていくことはできます。本当に大切なものが何か?という事を理解させるのは至難の業ですが浮気をやめさせる為に効果的である事は間違いありません。浮気をやめさせる際に効果的なのは本人に自覚させる事です。何が大切なのか?を考えさせることで浮気をやめさせる事に繋がります。
浮気と麻薬についてのまとめ
浮気と麻薬はやる事は全く違いますがそれに対する性質は大変似ているモノです。浮気と麻薬の中毒性ややめさせ方などを書かせて頂きましたがどちらも止めさせるのは困難であり骨の折れる仕事になります。浮気と麻薬の両方に言える事はどちらも中毒性があり、他人に被害を与えていないなどの認識から来る悪い事をしている事の自覚のなさから何度も同じ過ちを繰り返してしまうと言った事が言えます。
浮気も麻薬もどちらも人に迷惑をかける事ですし、やってて良い事があると考えているのは自分だけだという事になかなか気づきません。浮気はダメ。麻薬はダメといくら周りが言ってもなかなか一度味をしめてしまってはやめられません。
人を思いやる気持ちや自分がした事によってどれだけ他人に迷惑がかかるのか?浮気や麻薬をしている人には気付いてもらいたいと思います。
アンケートにご協力下さい