復縁したいけど諦める。簡単にこの結果に向かう人はいますが、共に歩く事を放棄されるのであればそれもまた否定はしません。
復縁屋の職業柄、復縁したいという人のサポートをさせて頂く事はありますが、その道はとても険しく困難な道程である事を知っているのであえて厳しい所から回避する事は分からない事ではないからです。
0から始まる恋愛とマイナスから始まる恋愛はどちらが厳しいか?と言われれば100人いて100人がマイナスから始まる恋愛の方が厳しいと答えるでしょう。好みのタイプであったり、性格の不一致等、これから始まる恋愛において大抵の方は+でもなく-でもなく0スタートです。
だからこそ復縁を望むよりもまっさらな状態の恋愛はさほど難しいものではありませんし、人が考えるよりも簡単であるとも言えます。
その道を選ぶ事は間違った選択ではありません。辛い道を選択し、結果的に望んだ結果にならない事もあるので新たな出会いを求め、次の恋愛に行く事を非難する事はありませんし、復縁屋以外に相談する多くの方は新たな出会いを見つける道を進む事をオススメする方が多いのではないかと思います。
恋愛相談にのる際は誰しもが困難な道を進めることはありません。友人など親しい関係であればあるほど苦しむ姿を見たくはないと思いますし少しでも楽な道程を進めるのは当然の事かと思います。
パートナーとの関係を思い出として捉えさせ、新たなパートナーを見つけ出す事で過去を忘れ、共に歩むはずのパートナーは違う人物になるかもしれませんがそれで悩みが取れるのなら悪いことではありません。
しかし、問題はそう簡単に気持ちを切り替えられるか?と言う問題が出てきます。相談された方は言い方は悪いですが他人事です。自分の事ではないので当たり前と言えば当たり前ですが相談する側の気持ちは分かりません。簡単に過去を思い出としてしまえばいいという事を言えてしまうのは自分がそういう立場におかれていないからとも言えます。
似たような経験はあってもパートナーを思う気持ちの本気度は人それぞれです。そこに似たような経験はありません。簡単に忘れてしまえばいいという言葉を出せる分だけ相談者の気持ちを理解しておらず、自分が放棄した道と同じ道程を歩ませる事でしか相談した所で返答は返ってきません。
パートナーへの本気度合いが全く違う人に相談した所で意味がないと言えるのは気持ちの強さが全く違うからです。
どれだけパートナーを愛し、パートナーの事を思うだけで胸が締め付けられるような想いをするのか?どんなに親しい友人でも、どんなに良好な家族関係を育んでいる肉親でも分かってもらう事は出来ません。
復縁したいかどうか、過去の人として忘れられるかどうかは周囲の人間には分かってもらえません。最終的に決めるのは自分です。
思い出のまま過去の人として終わらせるのか?道は険しくても共に歩む道を模索するのか?決めるのはこの地球上に沢山存在する他人ではなく自分次第になります。
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