復縁したい。というメールを送る事で逮捕されるケースがあった事はご存知でしょうか?ストーカー規制法と言う法律が出来てからストーカーと復縁したいと言う人の境目がかなり曖昧になってきています。復縁したい方にしてみれば一緒にしてほしくはない…と想う所だと思いますが世間の復縁したいと思う人とストーカーへの目線は厳しいと言う事ですね。
復縁メールの何がいけないのか?どういった復縁メールを送ると逮捕されてしまうのか?を考えなければ一歩間違えればストーカー扱いです。ではどんな復縁メールを送ればいいのか?を考えていきたいと思います。
復縁出来なければ死ぬ!!
冷静な第三者から見たら復縁出来なければ死ぬ!!とメールで送る事はストーカーではないか?と思われる方多いと思います。全く関係のない方でしたら「じゃあ勝手に死ねばいいのに…」と口に出される方もいるかとは思いますが、どんな状況であれ一時でも関係を持っていた相手から死ぬと言われて「そうですか」と返せる方はなかなかいません。復縁出来ないなら死ぬと言う言葉は元パートナーからしてみれば脅迫に近い文面になっていますね。
別れ話しの最中に「別れるなら死ぬ」と言う言葉を聞いた経験がある方は多くいらっしゃるかと思いますが、「じゃあ死んでみてよ」と返せる人間はあまり聞いた事がありません。関係を一度でも持った以上、無関係ではない。そして自分が原因で本当に死んでもらっては困る。だからこそ「復縁出来なければ死ぬ」と言うメールもある種脅迫行為になってしまうという訳だと思います。
第三者であれば自分には無関係なのですから簡単に口に出せる事ですが当事者同士の心情と第三者では明らかに違うと言う事が分かります。
警察は当事者か?第三者か?
警察は第三者にあたります。恋愛問題に絡んでいないのですから当然と言えば当然ですね。第三者である人間は死ぬなら勝手に死ねばいいと言う言葉を出す事が出来ます。警察は第三者とは言えそういった言葉を軽々しく出す事は出来ません。言葉を簡単に出す事は出来ませんが「逮捕」と言う権限を持っています。逮捕の前には注意や指導等の行使を行いますが、それも第三者として冷静に物事を見ているから下す行為になります。
自分が冷静になった時にそのメールは復縁したいと言う気持ちをただ伝えているだけの行為なのか?それとも復縁したいと「脅迫」しているのではないか?の判断をしなければなりません。復縁したいと言う気持ちを純粋に送っただけではストーカーにはなり得ないと言う事です。
純粋な気持ちとは!?
純粋な気持ちでメールを送る事に関してはストーカーと復縁したい人との間には確実に線引きはあります。その線引きを誤ると片や犯罪者。片やピュアな人と言う認識を持たれます。犯罪者に成り得るメールやLINEと言うのは「人に迷惑をかけているかどうか?他人の都合関係なく自分の欲に忠実」と言った所が犯罪になるかどうかのラインになります。
復縁出来なければ死ぬと言う内容は相手を脅迫している様に捉えられる事もあります。自分の都合で「復縁したい」と言う気持ちを相手に伝え、その結果望む様に動いてくれなければ「死ぬ」と言う事で相手の都合はお構いなしです。では「おはよう」や「おやすみ」等のメールやLINEは相手を脅迫している訳でもなく自分の都合を押し付けている訳でもないから犯罪に成り得ないね!と言われればそうではありません。
返答する意思がないものに対して何度も何度もメールやLINEを送る事はある種スパム行為と変わりありません。1通の手紙に対して同日に100通も1000通もメールやLINEで返信されたら誰でも気味悪がると思います。大袈裟に言って100通や1000通という具体的な数字を出しましたが、人の捉え方はそれぞれなので相手が怖い…気味が悪い…と捉えればそれが2通でも3通でも相手に迷惑をかける事には変わりがありません。
復縁したいと言う気持ちがあり、その気持ちが純粋であったとしても周囲の人間にはその状況をそのままにとらえられる事は少なくありません。純粋な気持ちとは「常識の範囲内の行動」と言う条件の元、常識の範囲の更に小さな範囲でいる事を純粋と呼ばれるケースが多くあります。
復縁したい人とストーカーが紙一重と言われる理由は「純粋な気持ち」の捉え方が人によって差があると言う事から来るものだと思われます。
どんな復縁メールならいいのか?
復縁したい相手との距離感や復縁したい相手の状況が分からなければ例え「復縁したい」とストレートに伝えるメールですらも正しいかどうかの判断は出来ません。別れた後、初めてのメールやLINEでストーカーと言われる事はまずありません。「あなたを殺して自分も死ぬ」等のメールの内容は脅迫ですし、ストーカーとは別件で問題になりますがそういった類のメールやLINEでなければまず一通目のメールやLINEでストーカーだと認定される事は難しいものだと思います。
一通目の復縁メールの重要性
別れた後の一通目のメールの重要性はその後のメールの類を見ないほど特別なモノになります。ケンカ別れや事情があっての別れなど別れを経験した後のメールですからそこでただ一言「復縁したい」と送ったとして、相手の状況が今も尚怒りに沸いているのか?もう過ぎた人として捉えられているのか?相手の気持ちや状況次第でたった一言のメールも生きるかどうかの差が見えてきます。
初めて連絡をとった内容が火に油を注ぐような内容であれば復縁の可能性は極めて低くなりますし、自分自身で復縁の可能性を下げてしまう可能性すらみえてきます。
一通目を送った後、返事がないからといって二通目、三通目と送ってしまえばストーカーの様に捉えられてしまう可能性もあり、一通目にどれだけ心に響く内容のメールを送れるかどうか?相手が返事をしなければならない状況を表せるようなメールを送れるかが「鍵」になります。
まだ仲が良く通常のお付き合いを繰り返していた日々であれば相手のリアルタイムの情報が入ります。パートナーの好きなモノ。趣味嗜好に合わせた内容のメール。リアルタイムの情報に合わせた会話をする事が出来ましたが、別れを経験した、関係が思わしくないと言うのであればリアルタイムの情報を得る事が出来ず、それにあった会話をする事はなかなか難しくなります。
その情報がない中で送れるメールやLINEの内容は「自分の気持ち」ばかりになってしまいます。
こうしたメールの内容は必ずしも相手が望むものではなく独りよがりのメールの内容になりがちです。
こうした独りよがりの復縁メールがストーカー等の犯罪認定される可能性が強くあります。復縁メールで逮捕された事実があると言う認識を忘れてはいけません
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