復縁工作鳥の巣を庭に作り、エサを置いておくと綺麗な鳴き声を持った鳥達が庭先に来てくれます。鳥達を招くには鳥達が住みやすい環境を整え、鳥達にとって受け入れやすい環境を作らなければなりません。

鳥達にとって受け入れやすい環境を作った後は、鳥が住みやすい様に餌をあげ、長くその場にいてもらう為の努力をします。毎日餌をあげ、鳥が困った事があったと思える様な状況であれば、その問題を取り除く為に世話をしてあげる事でいつまでも綺麗な鳴き声を提供してくれます。綺麗な鳴き声と共に鳥のヒナが生まれれば感動を与えてくれる事もありますが、日々の生活に鳥の世話を少しするだけで幸せをもらえる事になります。

こうした鳥の世話は復縁と相通じるものがあり、復縁したいと思う人がパートナーの事を一生懸命に考え、パートナーとの関係をより良いモノにする為に日々努力を積み重ねていく事はパートナーに居心地の良い環境を提供する事と変わりはありません。常々このブログでも依頼者にも頑張って頂かなければ復縁屋が行う復縁工作だけでは復縁する事は出来ないと書いていますが、鳥の巣の様に依頼者が頑張って頂く事で復縁に向けた動きを作る事が出来るのです。

鳥達を呼び寄せる為の作業を手伝うのが復縁工作ですから、鳥を呼び寄せた後の事は依頼者に頑張って頂き、巣の清掃や餌をあげる等の工程は全て依頼者にかかっています。巣の清掃や餌やり等の鳥の世話をする事はアドバイスとしては出来ますが、工作でどうにかしようという事は出来ません。

工作はあくまでもパートナーに接触をし、もう一度、依頼者という巣に戻ってみようかな?と思わせる事ですが、せっかく戻ってみようかな?と思わせた状態を作っても、そこに鳥のエサがなかったり、巣が汚い等の問題があれば鳥は戻ってこない様にパートナーも戻ってきてはくれません。パートナーに戻って来ようかな?と思わせた後は少なくとも依頼者の努力があって、初めて復縁は可能になります。

どれだけ工作員が頑張って復縁しても良いかもしれない…と思わせた所で依頼者が復縁を受け入れる体制が整えられなければパートナーは一生戻ってくる事はないのです。復縁屋に復縁相談をする時に、「私の状況なら何%復縁可能ですか?」という質問をする前に、パートナーの受け入れ態勢は整っているのか?を自分自身で認識しなければなりません。

認識の出来ていない状態でパートナーを受け入れる体制も整っていない様な状態であれば、何%か?と聞かれる前に0%の可能性しかないという事に気付かなければなりません。

0%の可能性なら復縁は諦めよう!!という考えも、もちろん大切です。しかし、0%ならその可能性を1%でも2%にでも上げようとする努力をしなければ復縁する事は出来ません。

自分自身に落ち度はない。エサも毎日あげていたし、巣の清掃もしていた。自分はおかしな事をしていないのだからこれ以上何をどうすればいいのか?全く分からない。という方に一人での復縁は難しいと言わざるを得ません。少なくとも何かしらの問題があり、その問題を解決しないからこそ、別れを経験しているのですから、問題を解決しようと思わなければ、問題を解決する為の努力をしなければ復縁など最初から出来る事ではないのです。

何か見落としている事がある。何かやり残した事がある。そういった事がなければパートナーは別れを決意し、一人で道を進もうと考える事はありません。少なくとも今の自分に足りないモノを認識しない限り復縁に至る事はないという事を分かって頂ければと思います。

鳥は居心地の良い巣をいつも求めています。

居心地の良い空間が嫌いな鳥も人もいません。

あなたはキチンとパートナーが望む巣作りが出来ていましたか?