復縁したいという相談をされている途中から復縁したいのではなく復讐したいという言葉に変わる方がいます。

復縁出来ないならせめて嫌がらせをしたい。

気持ちは分からないでもありませんが、そういった考えを持つからこそ復縁出来ない事を理解してもらいたいと思います。

復縁したい人がどんな理由であれ復讐したいという考えに到るのか?復縁したい人はどんな理由であれ復讐したいと考える事はありません。

大切な人が幸せになって欲しい。

と考えるからこそ復縁の可能性は出て来ますが、大切な人が幸せになって欲しいではなく、不幸になって欲しいという考えに到るという事は最初から復縁の可能性は乏しい事が分かります。

復縁したいけど諦めました。という言葉に関しては新しい人生を歩み、明るい未来を進む為であれば、それは自分が選んだ最良の選択になる訳ですから悪いとは言いません。

しかし、諦めた結果、相手に対する嫌がらせをする。という気持ちを持ち、相手に対する嫌がらせをする気持ちを持っている方が本当に復縁したい相手の幸せを願う事が出来ていたのか?疑問符が付きます。

自分が幸せになれないなら相手も不幸になれ。

そんな事を考える様な性格であれば、この先誰かと新しい人生を歩めるのでしょうか?

良い人に会えるかどうかも自分次第であり、その人との生活をより良いモノに出来るかどうかも自分次第です。

誰かを貶める事で自分が幸せになる事はありませんし、誰かを貶めた所でその罰は回りまわっていつか自分の元に返ってきます。

人を呪う気持ちを持ってしまうのは人間なので仕方ないとは思いますが、人を呪う気持ちを元に実際に行動に移せば、それは人の道理に反する結果になりがちです。

人の道理に反する行動に対して自分で仕方ない。と納得出来るのであれば、それは自分自身の人間性を疑わなければ幸せな結末を迎える事はないと思います。

復縁したいという情熱が復讐したいに変わる時、同じ情熱を怒りで他人にぶつけるのではなく、自分が別れてしまった原因を作ってしまったという自分への怒りとしてぶつけた方が自分を成長させる事にも繋がります。

復縁出来なかった…という方が復讐心を燃やす事のない様に自分自身を見つめ直してみては如何でしょうか?