仕事柄、男女間の別れにはけっこう頻繁にお目にかかるほうですが、最近ちょっと増えてきている俗にいうロミオメール、ジュリメールについて書きたいと思います。ロミオ、ジュリメールともあまり聞きなれない言葉かと思いますが、簡単にいうとロミオとジュリエットのような悲劇を装ったような勘違いメールです。

最近特に多いのは浮気などをして別れた有責者のほうからくる勘違い復縁メールです。勘違いメールなので自分が間違いを犯した有責者なのに、自分が悪いと気付いてないような上から目線の愛してるよ、や、復縁しようよ、といったメールです。
配偶者が浮気をし、お互いが離婚の話をし別れます。ここは聞くこともあると思いますし、ある話だと思います。

ただ浮気から本気になるケースもありますが、これは実は少なく、状況に酔っている場合や反対されたから盛り上がるといった形の一過性の熱病のような本気なのです。もちろん浮気されたほうは一過性の熱病のような浮気だろうがなんだろうが関係ないですし、過ちを犯したのは相手のほうです。

ですが、やっかいなのはこの一過性の熱病のような浮気から覚めた有責者です。自分のした過ちは一過性の物なので真剣にとらえないというか、過去のこととしているのか全然気にしていないケースが多いです。なので平気で相手がまだ再婚していない場合などに、僕(私)を待っているんだね、といったようなメールを送ってきます。

基本的には害のないケースが多いので着信拒否や携帯を変える、住所を教えない、などの対応で済みますが、場合によっては実家のほうに頻繁に連絡、訪問をする、悪いケースになるとストーカーになるといった場合もありますので注意が必要です。
こういったこともアフターケアに含まれるのでよく目にかける次第です。
もし興味の湧いた方は、ロミオメール、ジュリメールで検索してみてください。

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